ル・コパン求人案内

ameen2007-10-18

辻まことが山歩きのつれづれを書いたなかにムササビの話があったように思う。 もう本も失くしてしまったので、読み返せないのだけど、ある山の宿屋に泊まった折にそこのおばあさんが、傷を負ったムササビを飼っており、そのムササビが幾日かして傷が癒えると栃の実だか、栗の実だかの皮をおばあさんと一緒にむくのだという。 ムササビがホーとしているとおばあさんが「さぁさぁ、」とうながすとまたムササビは皮をむきはじめるのだ。 山ではそんなこともありましたさ、という風に辻まことは書いていたとおもうのだけど、それも僕の山での暮らしとごっちゃになった話かもしれない。
乗鞍には天然記念物「ヤマネ」というちいさな山のねずみがいて、屋根裏あたりをシュッと走ったりして小人とともに暮しているような気配をさせていました。 ニホンカモシカもおりました、妙にずんぐりしていて首も太く短く、思っていたすらりといた高山の動物とは違ったのですが、、、ジッと目を見つめ合いました。 熊も出ました、コンポストを荒らして小学校の校庭を三周して森に帰って行ったそうです。 ある日、隣家から雉鍋の誘いがありました。 ログハウスであるその家の大きな窓に雉が激突したというのです。 きっと大きな窓に山の景色が映っていてあわれな雉にはその先に森が見えたのだろう、ということでした。  これらのことは、みんなル・コパンの作業場から半径500mで僕が見聞きしたことです。
長野県乗鞍高原のル・コパンがパン職人を募集しています。
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