リ・ユニオン

ameen2004-07-26

モスタルの石橋、11年ぶり復元 ボスニア内戦で崩落 」というニュースが昨日あった。モスタル、といえば、、、一枚のCDを持っている。 ”モスタル・セヴダ・リユニオン”というグループの音楽。
ボスニア・ヘルツェゴビナの街、モスタルでのセヴダという民衆音楽によるリ・ユニオン 再結集”というグループは、バルカンのときに渋く、ときに激しい、また哀しい音楽を聞かせてくれる。
1992年〜95年のボスニア戦争について、僕はよく理解もしていないし、またその頃自分自身に忙しく、その同時代の痛みをさほど共有してはいないのだけど。
1993年11月9日午前10時15分、”スタリ・モスト、古い橋”は爆破された。モスタルという街の名の由来であり、世界一美しい橋と呼ばれ、その下を流れるネレトヴァ川両岸のセルビアクロアチアボスニアの人々を繋いでいたという。
だから、Re-Union 折り重なった歴史と異なった世界観をもつ隣人たちとの再結集、再団結。
この再建された橋のたもとで、そのような人々が歌っていることに繋がることで僕達もそこにRe-Unionされるだろう。それを願おう。

http://www.asahi.com/international/update/0725/002.html
http://www.mostarsevdahreunion.com/index.htm