一万年前のセドナ

ameen2004-03-17

一万年前というと、最後の氷河期が終わるころ、世界はいまより5〜10度も寒かった。北海道が九州におりてきたぐらいに。
そのころ、いまでいう東アジア、といっても土地の様子はいまとはずいぶん違っていただろう。日本海は湖だったはずで、この湖のほとりに住んでいた人たちは、陸つづきだったベーリングを歩き、向こうの大陸へ渡って行った。狩をしながら、唄いながら、知恵をみがきながら、ゆっくり、ゆっくり。
おととい、太陽系で10番目に大きい天体を発見!と発表。
1930年の冥王星以来、74年ぶりに発見されたこの赤く冷たい星は”セドナ”と名付けられた。セドナイヌイット神話の北極の海の女神。冥界をつかさどり、冷たい海の底で鯨の骨でできた家に住むという。
この星は、太陽を一万と500年かけてぐるりと一周するそうだ、そして、この72年間は最接近期。 一万年ぶりのこんにちは、かぁ、、、このパン屋、ゆめみがちです。


『アツーク 〜少年がみつけたもの〜』
  ミーシャ・ダムヤン物語 ヨゼフ・ウィルコン絵 宮内勝典訳  
http://www.litrans.net/maplestreet/p/nordsud/