雨が降った、芽を出せよ。

もう小学2年生になった小さな友に国語のテストがあった。 「”あまおと” を漢字で書きなさい。」 彼は”甘音”とかいたのだ、しっとりとしたあたたかい、大好きなお菓子のような雨なのだろう。

そんな小学生Lifeの彼と友人とパン屋有志で畑をすることになった、すこし遠い土地なので日々世話はできない。 きのうは草を刈り、耕して、種をまいた。 大きな種、小さな種、土をかぶせると土くれにまぎれて見えなくなった、ほんとにこれで芽がでるのかと不安に思う。 一夜明けて今日は雨、待っていた雨だ、これを ”慈雨” と書くのだよ友よ。