Potato Eaters

”パンを じっくり噛みしめているとゴッホの「馬鈴薯を食べる人たち」を思い出しました” とパン屋の掲示板に書き込みをもらった。
ルーブルにいっても展覧会にいっても、ゴッホの星や月や糸杉や麦畑やひまわりなどの燃えるような、ぐらぐらした、目がまわるような絵に惹かれていたので、「馬鈴薯を食べる人たち」を印象深く眺めたことはなかったように思う。
ゴッホは弟テオ宛の手紙に書いている、
「僕はこの絵を構成している家族によって、次の考えを示そうとしたのだ。ランプの明かりの下に座ってお皿から手づかみで食べている人たちが、まさにその手で土を掘り返してきたんだ、ということを」
あぁ、なんてゴッホはlovelyなんだろう。

http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/gogh/potato-eaters.jpg