祈り

   外は 凍てつく砂漠の夜
   内には これとは別の夜
   深まりゆく暖かさ 灯された火、、、
   あたり一面 いばらの皮で埋め尽くせ
   我らは たおやかなる庭園を ここに持つ
   大陸はさけ 都市や小さな町々、、、
   何もかもが黒く焼け焦げた手まりと化す
   耳にする便りは そんな悲しみに満ちている
   内なるここの まことの便りには
   何の知らせも ありはしない

ルーミーは1207年にアフガニスタンに生まれたイスラムの神秘家、韻を踏んだ詩を書いた。

9年前に僕の借家も地震で全壊した、イラクには行ったことがないけれど、ボンベイの街で暴動に巻き込まれてホテルに逃げ込んだこともある。  怖かったろう、誰もかれもが、、、

世界が怖れから解放されますように。