それでも刃物だから、、

パンにクープを入れる、両刃のかみそりで窯入れまえの発酵したパン生地に”切れ目”を入れるのだ、クープを入れることで、窯での火通りが良くなり、また、パンが窯で膨らむときの余分な力を逃がしてあげる、もちろん男前にもなるし、、、
刃を深くバサリといれる? 生地の皮一枚をそぐように刃をいれる、薄くななめだよ。 3本いれる? 十字に切る?悪魔が来てパンをぺしゃんこにしないように。 パン生地の固さや発酵具合によって、クープの深さも変わってくる。 クープは、うまいパンができる窯入れ前の最後のチャンスだと言える。オーブンに入れば、もう僕に出来ることはないのだから。
パンの正面に立って、脇をしめて、からだまるごとで刃を動かす、生地に当たるのは刃の三分の一、そこにそらさず気をもっていくと、不思議なことに、立っている足の裏の様子までもが感じることができる。その立ち具合、、、感じると結構いい加減な立ち方をして作業している、はい、仕切りなおして、グランディング
最近、その地面がゆれるんだけどね。