Dance me to the end of love
パンをこねながら、よくものを考える、ひとつの動作を繰り返していると、頭の中がよく見えるから。 今日は、この話しを考えた。
「ある日滞在していたコッサ村のピグミー、ビホンゾ老人とゆっくり話しをした。
”獲物が捕れない時はどうするんだ”
”捕れるまで待つ”
”それでも捕れなかったら”
”歌って踊る”
”えっ、歌って踊る。何故だ”
”森が眠っているからだ。私たちに森がそんなことをするはずがない。ただ、森が眠っているだけだ。森が目を覚ますように歌って踊るのだ。森が目覚めれば獲物はすぐ捕れる”」
やれることは、歌って踊るだけ、なんて素敵なんだろう! でもね、世界が自己の延長上になく、いや自己が世界の延長上にない僕たちが、世界の果てでダンスすることのほうが、もっと勇気があることのように思う。nothing missing、marvelous!と歌うことができるのだから。
ところで、今日のまかないパン、ハードトーストにいよかんピール、ブルーチーズをのせてディルをふりかけ、かるくオーブンでトースト。あくの強いものたちをハードトーストが受けとめてくれました。
http://www.eurasia.co.jp/syuppan/wind/7/7_1.html