スペルト小麦

ameen2004-03-26

今日、配達に行ったら、そこの人から”今度この粉でパンを作ってみてください”と1キロの粉を渡された。 新商品のアイデアをくれたのではない、粉を持参してのパン注文だ!
さすが神戸、山の手、外国の人はいうことがチガウ。
100年ほど前まで、ヨーロッパの村では、各家庭で捏ねられた丸い生地を預かって、それを窯で焼くのがパン屋だった。 パン屋は焼くだけ、どれがだれのパンか分かるように焼印でマークしたり、クープ切れ目を十字にしたりしたそう、それで、ずるいパン屋は、そのみんなのぱん生地から、ちょっとづつけずって自分のパンを焼いたりするから、パン屋襲撃なんてことが起こったりしている、ヨーロッパもけっこうこわい。
そんな頃、みんなが捏ねていた小麦粉がこのスペルト小麦、小麦の古代種というのか、生産性が悪いということでいまの小麦に取って代わられちゃった。
粗野らしさが残るコクのある粉らしい、うまくできたら商品化しよっと。