Moro no Japan

ameen2004-03-03

朝、クロワッサンを焼き上げて配達、午後に雑用をすこしかたずけて、ひとりで「モロ・ノ・ブラジル」を見に行く。大阪でレイトショーしかやってないんだ。
”MORO NO BRASIL 私はブラジルに住んでいる”
フィンランド人の監督、ミカ・カウリスマキがブラジルを旅して撮った、ブラジリアン・ミュージック・ドキュメンタリー・ロード・ムーヴィー!
冒頭のシーン、カウリスマキ氏が吹雪のヘルシンキでサンバのCDをコートの脇にはさんで、とぼとぼ歩くところが旅のはじまり。 なんだってはじまりがあるものだ。
”この旅を 陽をあびて 踊りながら あるいています”と、あまらが書いてくれてたけど、カウリスマキ氏が、ブラジルの町々を旅して、そんな人の歌い踊るシーンをひとつひとつ拾って集めたような映画でした。
監督はそれを「貧しい生活を強いられながらも、生きる喜びを持ち続ける人々の姿」と言っていました。 リズムの力ですね。 リズムのバラエティの多さは、その文化の多様さ、豊かさだとも伝えたかったようです、カウリスマキ氏。
ちなみに、去年のアカデミー賞で、アメリカのイラク攻撃に反対して授賞式をボイコットしたアキ・カウリスマキ監督は弟さん。
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